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文部科学省リーディングプロジェクト
バイオマス再資源化地域物流研究施設 施工チャート
東京大学生産技術研究所で進められていた 『バイオマス再資源化地域物流研究 』の一環で、黒姫山山麓の信濃町にバイオマス資源の備蓄基地を建設することになりました。あまり聴きなれない言葉ですが、産業資源の分野におけるバイオマスとは、枯渇性資源ではない、現生生物体構成物質起源の産業資源を指します。(Wikipediaより引用)
現場視察が行われたのは、平成15年の夏のことでした。
東京大学生産技術研究所の先生方と訪れた現場予定地には、土地提供者が保有する中古運搬用コンテナが数基、無造作に放置されている状態でした。
視察を終え、バイオマス再資源化という基本テーマに適合するように、また総合的に環境面の考慮を行っていく観点から、これらの中古コンテナを再利用し、木資源による上屋根を施工する計画になりました。
トラス構造の仕組み
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主な施工工程
■下部トラス組み上がり(梁間方向だけでなく桁行方向もトラス構造を用いています)
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■上部トラスの振れ止めに、30ミリ角の大栓をかんざし状にして挟み込みます。
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■上部トラス組み上がり
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■カラーGL 鋼板 一文字葺き(棟部分に雪割りを設けます)
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■外壁は再塗装のコンテナ表しと、杉板仕上げ
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当初、大屋根を支える構造は、在来工法木造住宅で見られる和小屋を計画していました。
しかし、中古コンテナにおいて屋根の荷重を支えられる箇所が余りに少なかったために、材木の成(厚み)を極端に大きくしなければならない問題が生まれました。
そこで、荷重を効率的に集中させるために小屋組み設計を稲山正弘先生に依頼をし、洋小屋(トラス構造)プランでの再出発となりました。
稲山建築設計事務所と東京大学生産技術研究所野城研究室が意匠及び構造設計を受け持ち、施工における詳細な納まりの設計及び施工は建築工房アカシヤが担当しました。
そうした中で、幾度と意見交換がされることによって、私たちは技術と知識の拡張ができ、また木造軸組構法の柔軟性と可能性を再認識しました。
当時、東京大学大学院で、中心となってこの現場の設計と監理をなさっていた吉田敏先生が、今回のプロジェクトに関する報告書を発表されています。こちらにリンクを貼らせていただきましたので、興味のある方は下記よりアクセスしてみてください。


















